引きこもりだった自分が今海外でフリーのWEBデザイナーでいることはボンバーマンとエロのおかげだった話

Viewts-世界絶景-

僕は、埼玉にある某大学を中退し、大阪にある専門学校を卒業してから、都内にあるWEB制作会社・ITベンチャー企業を経て、フリーランスのWEBデザイナーになりました。学生時代はすこぶる怠惰な生活を送っていたので、学費を溝に捨てるようなことをして親には今でも申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、それでも今こうしてカナダで生活しながら自分が食っていくだけの分はお陰様で何とかなっています。

うっすっす!たまにはしょーもないこと書かせてください(いつもだった)。

まぁフリーランスって言っても僕のライフスタイルは今もニート同様だと自負してるんで偉そうに語るつもりはさらっさらないですが、自分がこの業界を目指した時に右も左もわからない状態で、少なからず力んでいた気がするので、今受験や就活に悩まされてる君とか誰かしらに何かしらのキッカケとかヒントになればいいかなーと思い、自分が海外在住フリーランスのWEBデザイナーになるまでをダラダラ書いてみる次第です。こんなルートもあるよ的なね。もう今さら隠すことなんてなんもないんで赤裸々に綴ります。しょーもないわりに長い文章になりそうですが、息抜きに読んでやってください。


大学中退→引きこもり→ボンバーマンに夢中

高校時代、僕は進学校に通っていたのですが勉強もろくにせず、何となくで受験し、何となくで埼玉にある大学に通い、何となくな生活をしていました。なにもかもすべてが何となくで進みすぎていて、目指す道のないまま進んでいくのが気だるくなり半年で大学を辞めました。途方に暮れた僕は静岡の実家に帰り、当時は家出を考えたり、海外に逃亡することも考えましたが、金もないし勇気もないので辞めました。

完全なる引きこもり状態で、大学入学当時に買ってもらったPCを使って自宅でネットをしていると、ひょんなキッカケからオンラインボンバーマン(by ハドソン)に出会いました。スーファミでハマったボンバーマン、小学生だった自分に戻るようでした。生粋の廃人となり、敗北なしのボンバーマンライフも、リアルライフでは完全に敗北でした。

毎日大量の爆弾を撒いては暗殺をくりかえす中、ある日ボンバーマンで仲良くなった子(以下A子ちゃん)が、MSNメッセンジャーでボンバーマン関連のWEBサイトのURLを教えてくれたのです。BBS(掲示板)にはボンバーマンで見たことのあるハンドルネームがちょろちょろと。その他、ギルド(チームみたいなもの)の対戦表や対戦実績、ボンバーマンでの必勝法なんてのも書かれていました。聞くとそれはA子ちゃんのWEBサイトでした。その時なぜか僕も、自分のサイトを作りたいと思いました。

「俺にも作れるかな、こういうの…」

A子ちゃんは即答しました。

「簡単だよ。」

僕はA子ちゃんにやり方を教えてもらいながら、WEBサイト制作にのめり込みました。WEBサイト制作といっても、FC2の無料ホームページ制作ツールだったのでぜんぜん大したことはしてないのですが、brとかh1とかimgとかaとかなんなのレベルだったので、ド素人の僕は悪戦苦闘。しかし、無料素材を使っていたにせよカラーバランスを整えたりレイアウトを整えたり、作りこんでいく楽しさをこのとき学びました。そしてはじめて、1人でデザインすること・モノづくりの素晴らしさを知りました。さらには、自分の作ったBBS(正確にはレンタルした掲示板)に書き込みがあり、当時使っていたドリコムブログにコメントがあり、コミュニケーションが生まれました。

「インターネットってすげぇ…」

これが僕のWEBデザイナー(ネット廃人)への、最初の入り口です。
8〜9年前の話です。


アダルトサイト運用が僕をWEBデザイナーに導く

ボンバーマンに没頭するも、実は仮面浪人だったので後半は受験に追われていましたが、この時もまた受験に失敗するのです。オンラインボンバーマンと共に僕の人生も幕を閉じたいくらいの絶望感でしたが、勉強してないので自業自得ですしそんな勇気もありません。なぜか無性に誰も知らない土地に行きたくてしょうがなかったので願書滑り込みセーフで大阪の某専門学校に入学しました。そのときの合格通知が、合格の文字より期日までに学費を入金してくださいの文字のほうがでかかったのは、今でも鮮明に覚えています。

ってな感じで、静岡から大阪に移り住むのですが、初めの3ヶ月くらいは真面目に学校へ行くも、サボり方がわかってきてから徐々に行かなくなり、出席率は4割を下回りました。お父さんお母さんごめんなさい。普通科目の授業は僕にとって拷問の時間ででしかありませんでしたが、それでも色彩やCGの授業など自分の興味のある分野はおもしろく夢中になり、在学中に色彩検定やCG検定を取ったりもしてましたし色彩学の先生には大変お世話になりました。

入学して1年目の冬を迎える頃、居酒屋でのバイトに没頭する傍ら、HTMLコーダー募集・未経験者歓迎の怪しい匂いがプンプンする募集記事をフリーのアルバイト情報誌で見つけました。この時、これからはインターネットの時代だからパソコンの知識を身につけておけば何かと便利だろうと、安易な考えでありながらも直感を信じて応募してみました。面接に行ってみると、どうやらアダルトサイトの運用のようでした。

「これは面白そうだ…」内心そっち系の人ばかりが出入りするんじゃないかとビビりながらも採用されました。実際は、社長もエンジニアも気さくだし、同じバイトの日本人や中国人とも意気投合しました。強面のお兄さんもいましたが、人志松本のすべらない話のDVDを貸してくれましたのでいい人に違いありませんでした。お店関係の人や風俗嬢っぽい子もときどき出入りしてました。仕事内容としては、写真を加工したり、風俗嬢のプロフィールを更新していく。お店の料金・システムプランや新着情報なんかを更新していく。夜の仕事なのでそれに合わせ、夜から朝にかけてせっせとサイトを更新していました。フォームに情報を入力していくだけで、データが出力されてサイトに反映される…

プログラミングってすげー、PHPすげー。

このとき、プログラミングに感銘を受けました。おっぱいってすげー。おっぱいにも感銘を受けました。ですが、それ以上にそのサイトを運営していた社長の洗練されたデザインに僕は釘付けになりました。なんてキレイなおっぱデザインなんだろうか。僕も作ってみたい。そして僕は就職活動もせずに、当時の社長やエンジニアの方にどっさりとMdNの本を渡されて、Photoshop, Illustrator, Flash, (X)HTML/CSS, 簡単なPHPプログラミング等を独学で勉強し、いろいろとご教授頂きながら本気でWEBデザイナーを目指すことになるのでした。


都内の某WEB制作会社に入社

当時働いていたアダルトサイト運営の会社で正社員として働くことを勧められました。社長もエンジニアもすっごく親しくしてくれましたしバイトの連中もスゴくフレンドリーだったのでお世話になろうかとも思いましたが、このとき田舎もんの僕はなぜか東京に行きたかったのでお断りして(今でも大阪に行ったときは一緒に飯に行く仲です)、東京にある某WEB制作会社に入社しました。WEBサイトの運用部署に所属になりました。当時その会社は300人くらいの規模で、みんなパソコンに向かってモリモリ仕事しているので、これが会社かーとちょっとオトナになった気分でした。

社会人になった僕は先輩方に事細かく親切に教えてもらったり、僕の大好きなゲームのチームに参画させてもらってサイトデザインしたりとすごくお世話になりました。ハイスペックな人がうじゃうじゃいたので、バナー制作の基本を教えてもらったり、キレイにみえるデザインやレイアウトのコツを教えてもらったり、コーディングTIPSを教えてもらったり…WEBサイトを制作する上での技術的な部分はもちろんですが、WEB運用のノウハウから社会人としてのマナーなど多くのことを学び、人として成長することも出来ました。やることすべてが勉強になりましたし、楽しくてしょうがなかったです。僕のような出来の悪い人間を採用してくださった当時の人事の方にもたいへん感謝してます。


某ITベンチャー企業に入社

前述した制作会社は、本当にお世話になったしすごく居心地も良かったのですが、あえていえばフローが確立していてやれる範囲が狭かったこともあり、スペシャリストよりもゼネラリストを目指したいと考えてた僕には少し窮屈になり始めました。今考えれば部署異動という選択など、まだまだ学べることもたくさんあったので欲張りですね。が、行き急ぐ僕はその会社を退職して都内にある中小のITベンチャー企業に入社しました。

その会社では、広報?という名のなんでも屋さん的な位置づけだったので、WEBデザイン、コーディングはもちろん、営業、ディレクション、Wordpress・EC-CUBE・Magentoなどを使ったCMSでのサイト構築、コンサル、運用など多岐にわたって経験させてもらいました。人によっては、ムチャぶりだのなんだの言うと思いますが、僕は当時それを欲していたので、初めての事だらけでしんどかったですが非常にありがたい環境でした。


独立・NAGOCRE(ブログ名でも屋号でもあります)開業・現在

会社員だったころ、働き始めてから4年以内にフリーランスになるという漠然とした目標がありました。理由は、ひとりでやるということの責任感や難しさを感じてみたかった、会計知識等も身につけたかったからっていうのはただの後付けで、何となくかっこいいからの一言に尽きました。一応ひと通りやって多少の自信はつき、食っていけるだけの目処はたったのでそのまま流れで独立しました。社会人になって約3年半経ってからのことです。タイミングは今だと、ここでも完全に直感で動きます。その後、WEBの講師から、WEB受託、ショップコンサル、イベント事業などいろいろやらせてもらいました。

昨年はフィリピンの英語学校に通う間もちょいちょい仕事しつつ。今は日本から制作案件を受託してカナダのトロントで生活しています。最近英語をあまり使ってなく、ここにいる意味がないのでどこかで働き始めようかと考え中ですが。

ただ実際に自分がフリーランスになってみて感じることは、フリーランスになることは別に難しいことではないということです。むしろそれを継続することのほうが圧倒的に難しいですし組織化しうまく運用していくほうが難しいでしょう。難しいことではないといっても、フリーランスの方はご存知の通り、生活リズムは自分自身で管理しなきゃいけないし、仕事に対しても完全に自己責任だし、確定申告はしなきゃいけないし学ぶことはたくさんあります。話すと長くなるので、そのへんのことはまた追々書きたいと思います。


WEBデザイナーでよかった

自分がこうして社会人になる前は、「WEBデザイナー」という職種にすごく憧れていましたし、フリーランスになることも憧れていました。東京に住むことだって憧れていましたし、海外に滞在しながら仕事することも夢見ていました。NAGOCRE(和[なごみ]を創造[クリエイト]すること)を目標に掲げてるし、トラベル系のWEBサービスも今制作中(2月末公開予定)だし、これからまだまだやりたいこといっぱいあります。引きこもりでコンプレックスのかたまりだった僕もだいぶアクティブに動けるようになってきたのはごく最近の話です。

追記(2013.03.23):
公開しました、世界絶景サイト Viewts-世界絶景-

たいした目標もなかった当時ですが、DesignWalkerの河内さんが海外で働くためのアドバイスを未熟者で若輩者の僕にしてくださったことも僕を海外に動かす大きな原動力となりました。河内さんとのメールでのやりとりで僕は、「河内さんのように海外で働くWEBデザイナーになる!」そう自分の中でコミットしていたのかもしれません。海外で働くことがそんなにもステータスかって言ったらぶっちゃけ日本で働くこととあまり変わらないように思いますが、やっぱり僕にとって環境が違うと刺激的だし新鮮だなーと常々感じます。だから僕はこれからも旅をしながらWEBデザイナーとしてやって行きたいです。

とりあえず言いたいことは、今でもこのWEB業界という道に進んで良かったなーと思っています。特にWEBという職種だからこそパソコン1台あればこうやって海外で仕事できるっていうメリットがあるし、WEBではやりたいことができるし。何より僕の場合はデザインしてる時が楽しいです、好きです。コーディングしてる時も楽しいし、WEBサービス作っておもしろいことできないかなーって考えてるときもそれをマネタイズすることを考えてるときも楽しいです。WEBって本当に凄いと思うんです。「WEB+自分の趣味」の組み合わせで自分の好きな事ができるんです。それで食っていけるかどうかは別だけど無限の可能性がそこにはあるんです。

僕にとってはこの職業はロマンとしか言いようがないんです。

そう、今こうやってカナダに滞在しながら2Lペットボトルの7upを飲んで、こんなブログをちんたら書けるのもワールドワイドなWEBのおかげなんです。

WEBすげぇぇーーー。

これからも自分の直感を信じて、後悔のないよう自分のやりたいことをやり、旅も続け、世界に和(まずは盆栽と陶芸)を広げる活動をもっと活性化させていく次第です(和+WEBに興味ある方はメール下さい)。

当初、フリーランスのWEBデザイナーとして仕事しながら海外を旅することをテーマに書く予定でしたが思わぬ方向にズレていってしまったんでタイトルと前文を途中で変えました。これはこれで良しとします。させてください。そのうち書きます多分。ってことでそこらのWEBデザイナーの小話でした。ではまた。

みなさんはどういうルーツでWEBデザイナー、エンジニアになりましたか?または、それを目指す人はどのようになりたいと思いますか?ぜひ、みなさんの話も聞かせてください^^

追記その2:
カッシーについて
大阪で知り合ったWEBデザイナーのカッシーの経緯も合わせてどうぞ^^彼も21で一度フリーランスとして独立しています。

デザイナー/エンジニアになった経緯などのリンク募集してまーす。しょうがない、リンクしてもいいよっ!って方はFacebookTwitterまで連絡くださいー。

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